施術中のQ&A

81  Q:整形外科で膝の痛みをオスグッドと診断されたが?

    A:成長痛が慢性化して痛みの箇所が固まった症状をオスグッドシュラッター症と

     言います。運動をしていると痛みをかばって一箇所だけではないケースが多い

     ので一つずつ施術していきますので、必ず運動するときにどこが痛いかをご自

     身で確認して下さい。

施術中のQ&A

80  Q:成長痛はいつ治るのか?

    A:一般的に成長痛は、骨の成長の止まる15,16歳まで痛みが続くと言われていま

     す。筋肉は骨の端までついていて、骨の成長に筋肉の成長が追いつかず、強く

     引っ張られて筋肉の骨につく箇所が痛くなります。施術でこの痛い箇所を押さ

     えていけば早く痛みはとれます。

施術中のQ&A

79  Q:整形外科で変形性膝関節症の手術をすすめられたが?

    A:痛みを取ろうとする手術は成功するかは判断できません。変形性のものをスト

     レートにするのは手術では確実に良くなります。手術をされるかどうかはご本

     人の判断ですが,術後は今までバランスが悪い状態で生活していたものが正常に

     なると腰や他の箇所をかばってしまい痛みがでますので、施術には通って下さ

     い。また、病院のリハビリでは痛みは取れませんのでその点も忘れないで下さ

     い。

施術中のQ&A

78  Q:膝の痛みで左右に体重をかけてヨタヨタと歩いてしまうが?

    A:O脚になりますと歩行で体重が外側にかかり、頭を左右に振ってヨタヨタ歩く

     ようになります。特に高齢者に多いのですが、O脚の施術を行えば徐々に直線

     的に脚を運べます。しかし、慢性的な膝痛で完全に変形してしまった方は難し

     いかもしれません。

施術中のQ&A

77  Q:膝の痛みからO脚になったが元に戻るか?

    A:膝の前面、後面に筋硬結ができると痛みから逃れるために外側に体重をかけて

     歩行します。そのためO脚になるのですが、前面、後面の筋硬結を小さくして

     膝のお皿の上、大腿の外側を緩めていけば少しずつストレートに近づきます。

     また、O脚の方は股関節も硬まり大腿骨が外側を逃げているので、この箇所も

     緩めると更に良くなります。ただ膝痛が慢性化して変形性膝関節症で完全に変

     形してしまっている方は戻らないケースが多いです。

施術中のQ&A

76  Q:膝の痛みで正座ができないが?

    A:正座ができない理由は4つ考えられます。①膝の前面内上方の筋硬結の痛みによ

     る。②膝の後方外側の筋硬結の痛みによる。③膝の脛骨粗面が大腿四頭筋の伸

     張による痛み。④膝蓋骨上部が長年の痛みにより動きが悪化していることによ

     る痛みがあります。膝の前面と後面に痛みがあるとできません。3つ目は膝の下

     の筋肉についている箇所が正座で引っ張られて痛みを出すことも多いです。4つ

     目は長年の膝の痛みで膝の上部が硬くなり伸びないために正座ができないこと

     も多いです。先ず正座をして頂いて痛みの強い箇所から施術をしていけば徐々

     に正座はできますのでご安心下さい。

施術中のQ&A

75  Q:階段を降りるときに膝の前側が痛いのだが?

    A:膝の前側の内上方に筋硬結があると膝のお皿、大腿骨、脛骨の3方向から圧迫さ

     れます。また、この周囲の筋肉は膝を伸ばすと分かりますが奥に沈んでいき痛

     みがでます。更に階段は体重がかかるため痛みが強くなります。そのため痛み

     が強い方が階段を横向きで降りるのは、膝が伸びないようにかばうためです。

施術中のQ&A

74  Q:整形外科で膝にヒアルロン酸の注射を打ってもらうが痛みがとれないのだが?

    A:膝の痛みは骨と骨の間が摩擦を起こし軟骨がすり減って痛みを出すためヒアル

     ロン酸を注入し、潤滑させようとするのですが、この方法で治った方は私は一

     人も聞いたことがありません。膝の痛みはこのお皿の押して痛みのでる筋硬結

     を小さくしない限り改善は致しません。

施術中のQ&A

73  Q:整形外科で膝の水を抜いてもらうが、痛みがとれないのだが?

    A:水が貯まるのはこの膝のお皿の内上方に筋硬結があり、ここがお皿とぶつかり

     炎症を起こして細胞の水分が外に出たものです。これを注射で抜くと一時的に

     炎症反応は治まりますが、この筋硬結がある限り、再度水は貯まり痛みを出し

     ます。

施術中のQ&A

72  Q:ハムストリングスの肉離れを繰り返しているが?

    A:ハムストリングスのうちの大腿二頭筋が肉離れを起こしやすいのですが、この

     筋肉は太くて厚いため、一度断裂しますと深くまで行きます。施術でしっかり

     断裂部を修復しないと繰り返しやすく、更に深くなり、そうしますと歩いてい

     ても常に違和感を感じてしまいます。