ご挨拶
私は15年間水泳のコーチをしていて競泳の選手を指導していました。いつかはオリンピック選手を育成したいと思い、トレーニング、フォームの他に体の筋肉の勉強も必要だと感じました。しかし独学では限界があり、柔道整復師の学校に入り、筋肉以外の解剖学なども勉強し、水泳にも役立ちました。しかし、専門的な知識を身につけていたら施術に興味を持ち、杉並区荻窪のたんぽぽ整骨院(㈱オンアンドオン)の今井誠哉先生の元でマイオセラピー(筋治療)を学ぶことになりました。働き出すと人の体を施術するのは難しく2本立ては出来ないと考え、水泳のコーチは断念して治療家一本で生きようと決心しました。
今井先生の元で学びつつ、岐阜整骨院の中辻正先生の筋治療のセミナーにも4年間通いました。そのとき更に体の痛みをとる最善の方法はないかと自分なりに考えました。その時NHKで母親が子供のお腹に手をあてて腹痛を和らげる「手当て」を目にし、私は「これだ!!」と感じ、今までの悪い箇所の周囲の筋肉を全て治療する手技から、患部を直接押す手技に変更しました。これにより今までの数倍のスピードで患部が改善され、私にとって画期的な発見でした。それから3年後、筋肉の痛みはしこり(筋硬結)ではなく亀裂(筋断裂)であることがわかり、あらゆる症状の80~90%は改善できるようになり、私の施術家としての自信がつきました。
水泳のコーチの筋肉に関する疑問からこの業界に足を突っ込み、自分の人生の流れとしては自然だったのかもしれませんが、この筋治療に導いて頂いた今井先生の元での5年間、中辻先生のセミナーの4年間があっての今の私だと考えています。この方や施術させて頂いた患者様への感謝の気持ちを忘れず、今後も最短・最速で改善できる手技の上達と第3、第4の施術家の育成に全力を注いでいきたいと思います。
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ライズ整骨院
院長 佐倉 雅明
(さくら まさあき) |